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リゾットではなくお粥を作りたい

おかゆー。おかゆー。おかゆは難しいよー。

昨日は友達と街をブラブラしていた。
晩御飯をどこで食べようかとタウン誌をめくったところ、
パセーラの地下に中華粥の店ができたことが判明。

以前に中華粥の味を記憶した、私の味覚細胞が騒ぐ。





そう、私は中華粥が好きなのだ。
チャイニーズ・コンギーが大好きなのだ。

友達に有無を言わさずそこへ行く。
何種類もある中華粥。お粥でこんなに選択肢を与えられたことはない。
ここはパラダイスか。きっとパラダイスだ。
迷って迷って、ホタテと豚削り節のお粥をオーダー。

嗚呼、1年ぶりの中華粥。嗚呼、光輝くその姿。
美味い。やはり店で食べるお粥は格別に美味い。
どんぶりの中で大自然のうまみが米と一緒に溶けている。

許されるなら、週3くらいで中華粥を食べに行きたい。
できるなら、毎朝中華粥で一日を迎えたい。

となると、自分で作れたらいいじゃないかと。

しかし、実はすでに、以前に失敗済みなのである。
1年前も、自分であのお粥が作れたら・・・とトライした。
しかし、どうしても自分では再現できないのがお店の中華粥なのだ。
たかがお粥とあなどってはいけない。

今夜はセカンド・トライ。

ネットで見つけた簡単中華粥の作り方を参考にしてみた。
・鶏がらスープをいれれば、簡単に中華粥が楽しめる。
・アサリを入れてみるのも一興。

いそいそと顆粒鶏がらスープを購入。
米を研いで、大目の水で鍋にかける。
ころあいを見て、小豆島で買った干し貝も投入。

そこそこ、食べられるものはできた。
でも私が求める中華粥ではない。
「鶏がらスープと干し貝のリゾット」とでも言ったほうが適切だ。

結果としては「これもアリ?」だが、気持ちとしては惨敗である。

自分で作るお粥は
・スープ等で味をつけすぎ、色がついてしまう。味が濃い。
・何度も水を足すのに、いい感じのとろみにならない。ドロドロしてしまう。
・米がなかなかくだけない。

お店の美味しいお粥は
・味はちゃんとついているのに、色は米の輝く白色だけ。米本来の美味さも生きている。
・ドロドロしすぎず、さらさらしすぎない。
・お米がくだけていて、おいしい。

むー。何が違うのかなー。どうしたらお店のお粥になるんかなー。

ふー。粥職人までの道のりは遠い。

by sayapon703 | 2005-09-24 21:48 | 愛情料理記録